「速読」と聞くと、目をキョロキョロさせて本を高速でめくる姿を想像しませんか?
ところが、今回ご紹介する**「ルン・ル」は、その想像をいい意味で裏切ってきます。公式サイトでは「速読という概念を超えるサイバーリーディング」と紹介されていて、キーワードは「速く読む努力」ではなく、なんと「ゆるむこと」**。
この記事では、ルン・ル(ルンルの会)の基本から、ちょっと面白い切り口、そして上手な向き合い方まで、多角的に眺めてみます。
ルン・ルとは? ひとことで言うと
公式サイトによると、ルンルの会のルンルとは**「速読という概念を超えるサイバーリーディング」**のこと。
ここでいう「読む」は、文字を追うことだけではありません。公式サイトには、心を読む、時代を読むなど、私たちの世界そのものが「読む」ことでできているとも言える、という趣旨の説明があります。
つまり、ルン・ルにとっての「読む」は、単なる読書テクニックではなく、物事の意味や仕組みを受け取る力というもっと広い意味で使われているようです。
そして必要なことはひとつ。**「余分な力を解き放つ」**こと。
提唱者は植原紘治(うえはら こうじ)氏
ルンルの会の植原紘治氏は、公式プロフィールによれば1940年新潟生まれ。1986年に隗塾(かいじゅく)を開設し、1988年には通信工学の権威として知られる関英男工学博士とともに加速学園を設立しています。
そこで未利用の能力を活かす速読法を開発し、その方法を、経営コンサルタントとして知られる船井幸雄氏が**「デルタ脳波速読法」**と名づけたとのこと。それが「ルンル」と呼ばれ、現在は「ルンルの会」の会員制度として全国で展開されているそうです。
工学、速読、スピリチュアル。この異色の組み合わせが、ルン・ルの面白さのひとつです。
多角的に眺めてみよう
視点1:「速読」として見ると
普通の速読は、「いかに速く、たくさん読むか」というスキルです。
ルン・ルは、その逆を行きます。力を入れて頑張るのではなく、力を抜く。公式サイトでは、吐く息とともに余分な力を解き放ち、体も意識も魂もゆるめていく、と説明されています。
「頑張らないほうが、早くできるようになる」。これは、スポーツや楽器の上達でもよく聞く話です。肩の力が抜けたときほど、動きが滑らかになる、あの感覚に近いかもしれません。
視点2:「ゆるみ」の健康・心理面から見ると
「ゆるんだ人からうまくいく」というフレーズは、じつは心理学やストレスケアの観点からも納得しやすい部分があります。
緊張しすぎていると、頭が真っ白になったり、視野が狭くなったりします。深くゆっくり息を吐くことは、リラックスのための基本的な方法としても知られています。
ここで大切なのは、「ゆるむと心身が整いやすい」という体感的な話と、「ゆるむと超常的な能力が開花する」という話は、分けて受け取るということ。前者は誰でも試しやすく、後者は人それぞれの捉え方になります。
視点3:「ブッダの意識」から見ると
ちょっと面白いのが、植原氏のブッダへの向き合い方です。
公式プロフィールによれば、植原氏は「ブッダが大好き」。経典の言葉を学者のように細かく探すよりも、ブッダがその言葉を語っているときの「意識の状態」を感じ取ることが大事だと語っています。
そして、そこに近づく近道として勧められているのが、なんと**「本をパラパラとめくってみること」**。前からでも後ろからでも逆さまでも構わず、ふっと本を落とすような感覚になる瞬間を味わってください、というのです。
「読む」というより、本と一緒に「ゆるむ」。この発想は、読書の常識をちょっと遊び心たっぷりに揺さぶってくれます。
視点4:書籍のタイトルから見ると
公式サイトで紹介されている書籍名を並べてみると、世界観がよく伝わります。
- 『わたしにうれしいことが起こる。ゆるんだ人から叶っていく』
- 『ゆるんだ人からうまくいく。意識全開ルン・ルの法則』
- 『ゆるんだ人から目覚めていく。』
どれも**「ゆるんだ人から」**がキーワード。努力や根性の自己啓発とは、方向がまるで違います。
実はこれ、冒頭でご紹介した引き寄せの法則とも、通じるところがあります。願いを力んで握りしめるより、安心して手放したときに流れが変わる、という考え方です。「頑張る」から「ゆるめる」へ。スピリチュアル全般に流れる大きなテーマのひとつかもしれません。
視点5:ちょっと面白い「名前」の視点
最後は、ほんの遊び心。
「ルンル」という名前、なんだか軽やかで、スキップしたくなる響きではありませんか? 「ルンルン気分」という言葉もあるくらいです。
力んだ名前や難しい専門用語ではなく、肩の力が抜けるような名前がついていること自体、「ゆるむ」というメッセージと合っているように感じます。名は体を表す、というところでしょうか。
上手な向き合い方
ルン・ルに興味を持ったら、こんな姿勢で触れてみるのがおすすめです。
「ゆるむ」ことは、今日から試せる
深く息を吐く、肩の力を抜く、本をぱらぱらとめくってみる。まずは気軽な体験から。
効果の感じ方は人それぞれ
体験した人がどう感じるかは、本当にさまざまです。「こうなるはず」と力んで期待しすぎないほうが、それこそルン・ルらしいのかもしれません。
詳しくは公式情報を確認する
参加方法やスケジュール、費用などの詳細は、公式サイトや書籍、植原氏の対談動画などでご自身の目で確かめてみてください。ご自分に合うかどうかを見極めながら進めるのが安心です。
まとめ
- ルン・ルは、速読の枠を超えた「サイバーリーディング」を掲げる、ルンルの会の取り組み
- 提唱者は植原紘治氏。工学とスピリチュアルが交わる異色の経歴
- 鍵になるのは「頑張る」ではなく「余分な力を解き放つ」こと
- 「ゆるんだ人からうまくいく」というメッセージは、引き寄せの法則とも響き合う
- 気軽に試せる部分から、自分のペースで楽しむのがおすすめ
「もっと頑張らなきゃ」と思っているときこそ、一度、ふーっと息を吐いてみる。ルン・ルの世界は、そんな小さな一歩から始まるのかもしれません。

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